4Xストラテジーの原点【PCゲームレビュー】Sid Meier’s Civilization VI

基本情報

タイトル:Sid Meier’s Civilization VI(シド・マイヤーズ シヴィライゼーション6)

開発元:2K Games

リリース日:2016年10月21日

ジャンル:シミュレーション、ストラテジー

プラットフォーム:PlayStation 4、 Xbox One、Nintendo Switch、Microsoft Windows

値段:7,000円(STEAM版)

公式サイト:https://2kgames.jp/civilization6_jp/

Sid Meier’s Civilization VI は一言でいうとこんなゲーム

『CivilizationⅥ』は、一言で表すならば「ターン制の文明発展シミュレーションゲーム」です。

Sid Meier’s Civilization VI のゲーム概要

STEAMより

伝説のゲームデザイナー、シド・マイヤーによって生み出されたシヴィライゼーションは、ターン制のストラテジーゲームです。プレイヤーは悠久の時の流れに耐えうる不朽の帝国の建設を目指します。石器時代から情報化時代まで、自らが築いた文明を導き、世界の覇権をその手に握るのです。戦争、外交、文化の発展、歴史に名を馳せた偉大な指導者たちとの対決。史上類を見ない文明の建設を目指すプレイヤーの前には、さまざまな試練が立ちはだかります。

シヴィライゼーション VI』でプレイヤーは、これまでとは異なる形で世界と関わっていくことになります。都市は実際にマップ上で面積を拡大していきますし、テクノロジーや文化の積極的な研究は新たな潜在力を解き放ちます。さらに、覇権を争う指導者たちは実際の歴史と同様の特質を備えており、それぞれの個性に応じたやり方で勝利を達成しようとします。

https://store.steampowered.com/app/289070/Sid_Meiers_Civilization_VI/

ゲームの流れ

CEOに呼このゲームでは、プレイヤーは文明の指導者となって様々な指示を出し、繁栄を目指していくことになります。指導者は社会の授業で聞くような有名人からニッチな人物まで、現実の人物をもとに多数参戦しています。

日本からは北条時宗が参戦。選考基準は謎だ…

■探索と領地拡張と研究を進めよう

世界は六角形のマス「ヘクス」で構成され、ゲーム開始時は自分たちの周囲以外は見ることができません。都市を築いて発展させつつ、ユニットで世界を探索することになります。そして『Civilization』に欠かせない要素として科学と文化の研究があります。石器しかないような太古時代から始まり、研究を進めていけば最終的には現代、そして宇宙にまで進出できるような未来時代へと発展していきます。

ツリーに沿って研究を進めていく。右に行くほど強力なユニットなどが解禁されるぞ。
ロケットを打ち上げた!

また、領土を広げる中で、時には他の国と戦争になることもあるでしょう。

他のプレイヤーと戦うか、協力するかは自分の選択次第。

もちろん、『Civilization』でも世界征服すれば当然勝利です。しかしこのゲームには「外交勝利」、「科学勝利」などそれ以外にも戦わずして達成することもできる勝利条件が複数存在しています。文明にはそれぞれ特徴があるため、目指しやすい勝利条件も変わってきます。戦争は、有利を取るための手段の一つでしかないのです。

 刻々と変わりゆく状況から、どう勝利するか方針を立てて、それを実現できるように毎ターンの行動を決めていくのが大まかなプレイの流れになります。

Sid Meier’s Civilization VI のおすすめのポイント/面白いポイント

 おすすめできるポイントとしては、まずその中毒性です。非常に「時間泥棒」なゲームとして有名な『Civilization』シリーズですが、このⅥもその例にもれずハマるとなかなか抜け出せません。次はこれをして、こっちを攻めて……ゲームはじっくり先を考えながらプレイしたいタイプの人はのめりこめる素質があります。このサイトでもレビューしているFactorioのようなリアルタイム制のゲームと比べるとじっくり考えて進めることができますね。

ゲーム中盤以降は敵味方共に所有している都市が多くなり、どこから攻めるか迷う。

 また、数ある似たタイプのシミュレーションゲームの中でもとっつきやすいというのも評価点と言えます。まず題材が歴史上の文明や人物、文化などをもとにしているので馴染み深いという点。そして突き詰めようとすればある程度の知識は必要になってくるものの、難易度設定の幅ややることがわかりやすい文明の存在など、段階を踏んで徐々に流れを覚えていくことができる点も入り口として勧められる点だと考えています。ヘルプである『シヴィロペディア』もかなり充実しており、一緒に載っている歴史の豆知識も眺めていて面白い内容です。

Sid Meier’s Civilization VI のイマイチなポイント

ただし、1ゲームにかなり時間がかかるジャンルであるというのは言っておかなくてはならないでしょう。いつまでも続けていられる面白さはありますが、逆に言えばちまちまと少しづつやっていてもなかなか進みません。ゲーム画面の絵面としてもあまり派手ではないので、やはり「戦略と骨太さが求められるゲームをやってみたい」という方におすすめのゲームとなります。

まとめ

「 Sid Meier’s Civilization VI 」 はたまにSteamやEPICの無料プレイやセールの対象になっています。大型セールなど安くなった時に試してみるのも良いかもしれません。

管理人

平日の夜にやると寝るタイミングを見失います。

休日の時間があるときにやろう。