アイドルプロダクションを経営しよう!【PCゲームレビュー】アイドルマネージャー

アイドルマネージャーは一言でいうとこんなゲーム

プロデューサーとしてアイドルグループを運営する、リアルタイムストラテジー要素を持った経営シミュレーションです。

ビルの一角で細々と開業したアイドルプロダクション。プレイヤーはプロデューサーとして、自らプロデュースするグループを業界のトップに育て上げましょう。

似たゲームは…思いつかないですね。

ストラテジー系のゲームは他記事で紹介していますので、興味があればご覧ください。

アイドルマネージャー のゲーム概要

基本情報

タイトル:アイドルマネージャー

開発元:Glitch Pitch

リリース日:2021年7月27日

ジャンル:シミュレーション、ストラテジー、アイドル

プラットフォーム:Nintendo Switch、Windows PC、Mac、

値段:1,980円(STEAM版)

公式サイト:https://store.steampowered.com/app/821880/_/

STEAMより

『アイドルマネージャー』とは、どんな手を使ってでもエンターテインメント業界でのし上がることを目指すビジネス・シミュレーションゲームである。

https://store.steampowered.com/app/821880/_/

アイドルマネージャー のゲームの流れ

所属するアイドルたちに仕事を割り振り、収益をあげて事業規模を拡大していくのが大きな目的です。どんなアイドルグループを目指すのかはプレイヤーの判断に任されています。

ゲーム中では、時間の進行とともに状況がどんどんと変わっていきます。最初のうちはやれることの多さと資金不足に悩まされますが、時間を止めてゆっくり考えることもできるようになっています。

事務所はビルの断面図のように描かれる

ゲーム内でできることは、主に次の2つです。

アイドルやスタッフの管理

まず、アイドルやスタッフを雇わないことには始まりません。

アイドルは基本的にオーディションを経て加入し、所属するグループの中で活動します。人数に応じてできることの幅は広がりますが、そのぶん管理は大変です。

本作は特に序盤の資金繰りが難しく、何の考えもなしにアイドルを雇用すると、あっという間に破産します。収支のバランスを意識して、背伸びしすぎない程度に規模を広げましょう。

スタッフも、アイドルたちの活動を支えるためには不可欠です。新曲のリリースやコンサートの開催は、(基本は)スタッフがいないと行えません。能力の高いスタッフは人件費がかさみますが、それに見合った成果を出してくれることでしょう。

能力の高いアイドルが来るといいのですが

活動方針を決めていざプロデュース

まずは活動方針を決めておきましょう。正統派か個性派か、SNSの運用は制限するのか、スカートの丈の長さは……など、要素はさまざま。設定は後で変更できますが、変更には制約がありますので注意が必要です。

方針によって収益アップにつながる事もあれば、トラブルの種になることも…

方針が決まったら、さまざまな活動でファンと資金を増やしていきます。CDのリリースやコンサート、広告やドラマの出演など、アイドルたちは幅広い場で活躍します。能力や体力に合わせて、誰に仕事をしてもらうのか決めていきましょう。

仕事はあるに越したことはないが、受けすぎるとアイドルの体力が心配だ

アイドルマネージャーのおススメなポイント

アイドルの暗部が詰め込まれたリアルシミュレーション

アイドルゲームといえば華やかな部分だけが切り取られた作品も多いものですが、本作は業界の闇を描くことにいっさいの躊躇がありません。いわゆる「文春砲」のようなスクープ記事やSNSの炎上騒動など、今の時代を反映したイベントがたびたび起こります。問題が起こったときは、どのように対応するかを決めなければなりません。

誠意のある対応が必ず正しいわけではないこともポイントです。買収して握りつぶしたり、法的手段に訴えてみたり。なかには無視する方がよいものもあります。

まずい対応をすると悪評が増え、広告契約がある場合は違約金の支払いも発生します。一方で、適切な対応ができると逆にファンが増えることも。リアルな問題をいかに解決するか、手腕が試されます。

今時のSNSの炎上問題から、社内のちょっとした出来事までトラブルの種類が豊富

悩まされる人間関係。アイドルとのあんな関係も……

人の数が増えてくると問題になってくるのが人間関係。皆が仲良しだといいのですが、本作ではそうはいきません。アイドルたちは見えないところで派閥争いを繰り広げ、仲が悪くなるといじめも起こります。そんなアイドルたちを仲裁するのもプレイヤーの役目。彼女たちの話を聞いて人間関係を把握しておき、いざという時にはすぐ対応できるようにしておかなければいけません。

派閥ぐるみのいじめは、元を絶たないと止まらない

さらに、本作ではアイドルと恋愛関係になることも可能です。アイドルと付き合うなんて本来ならご法度ですが、そんなタブーもここにはありません。付き合う過程でさまざまな障壁がありますが、きっと乗り越えられることでしょう。その先に何があるのかは……どうぞご自身でお確かめください。

関係が深くなれば、一夜をともに過ごすことも……
一時の遊びか、覚悟の恋愛か……

「アイドル文化」を問うストーリーで描かれるのは、けっして暗い話ばかりではない

全体のストーリーも見逃せません。ゲームの進行に応じて展開する物語からは、いたるところにアイドル文化への理解がうかがえ、同時にアイドル文化に対する素朴な疑問が投げかけられます。

アイドル文化とローカライズの問題。アイドルは消費の対象なのかという問い。そして、究極のアイドルとはどんなものか。現実でも語られてきたテーマを軸に物語は進み、プレイヤーは物語の終盤で「アイドル文化の本質は何か」という問いに答えを出すことになります。

ライバルプロデューサーは、究極のアイドルを追求する。それに手を貸すかどうかはプレイヤー次第

日本のアイドルシーンをここまで的確に捉えた作品が、海外から登場したことは驚きです。業界の暗部ばかり注目される本作ですが、ストーリー全体を通してみるとアイドル文化が持つ魅力や面白さを描き、アイドルの新しい可能性を示す意欲作だったと言えるでしょう。

アイドルマネージャーのイマイチなポイント

本作ではアイドルの給料を細かく決められるのですが、この設定にあまり意味がありません。給料が安すぎるとアイドルが不満を持ちますが、それに対するデメリットが小さく、無視できるレベルです(これは序盤の資金難の時期を意識した設定なのかもしれませんが)。

ストーリーミッションの難易度設定は、ややバランスを欠いていました。特にチャプター5のミッションは、ミッション開始が遅れれば遅れるほど不利になる仕様で、のんびりプレイしたい人には不向きです。

まとめ

アイドルゲームとして見るとかなりクセのある本作。経営SLGとして見れば、常に自転車操業が続く、なかなか歯ごたえのある作品です。腕に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください。

管理人

ほかストラテジー系のゲームはこちらでも紹介していますので、興味があればご覧ください。

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